小学校受験について考察

雑談

どうも、もいちゃんパパです!

昨今コスパタイパの時代で、一昔前の見栄を張った買い物はすっかり影をひそめている世の中ですが、もいちゃんパパの周りでも唯一聖域化しているものがあるなあというのが、

教育費用です

いやこれは本当にすごくて、うちは教育費に一人年間500万円掛けてます、みたいな家庭って東京にはゴロゴロいるのですよね。

2歳頃から会社の託児所からインターナショナルスクールのプレスクールに通わせたり、幼稚園受験して付属の幼稚園にねじこみ小学校受験に備えるなどなど。小学校受験のためには習い事の梯子に必須ですからね、それの送迎を外注すれば、、とかとかお金を掛けることに彼らは厭わないのです。

同じ高額な出費を伴うものとして彼らが大好きなものに不動産が挙げられますが、不動産ならまだ相当分のリターンが期待できるのです。ですが、こと教育に関してはリターンが全く予測できない、なんなら成功してもハイスペックなビジネス人材留まりという、まさしくハイリスクローリターン商品なわけでございます。

とかいうもいちゃんパパも春から年中の娘をもつパパですので、今からなるべく課金は抑えて小学校受験にサクッといくものありなんじゃない?長女はコミュ力あるし運動も得意だし、結構向いてるんじゃない?と軽い気持ちで元会社の先輩に軽く相談したところ、

結論本当にやめた方がいいね

という非常に示唆に富んだアドバイスを受けたので共有しようかなと思います!今日は完全教育雑談会です。

まずどういう層がライバルなのかを自覚する。

白百合、雙葉系列、慶應系列、青学など有名な学校たちを素人の私は思いつくわけですが、これらはいわゆる難関校なわけだそうです。

“これらのライバル達は二歳クラスから準備してきた層。雙葉系列を含む女子の難関受ける家庭は、三年保育で幼稚園受験(白百合など)をして、翌年また二年保育の幼稚園受験(雙葉系列)をして、リベンジで小学校受験でようやく入る、みたいな家庭がライバルです。彼らは四年掛かりで準備して、トータルのコストも千万以上というのが難関女子小学校です。”

なるほど。。

“男子はというと、幼稚園受験で附属が暁星しかないので、基本、お受験幼稚園(若葉など)→難関小学校というのが定番路線で、お受験幼稚園で受験指導に近いことを教えてくれるので、保育園勢に比べてかなり有利なのです。”

男子も女子も変わらず、幼稚園受験から準備して仕上げてきた人たちがライバル。ここは自覚した方がよさそうです。

でも、でもですよ。結局受験用に仕上がる子は仕上がるし、仕上がらない子はどんだけ準備しようと仕上がらないわけで、結局個人の資質によるのでは、、?

小学校受験は何を見られているのかを理解しよう

“幼稚園受験と小学校受験に共通する話は、ペーパーや学力よりも、家庭での生活習慣がなにより大事で、家庭力(しつけ)がある家庭、仕上げる力がある家庭が有利で、共働き不利な理由は、時間以上に家庭力に理由があります。 家庭力高く、お受験幼稚園組or三保ニ保受験経験リベンジ組が1番有利で、保育園に通わせ家庭力低い家庭、いわゆるパワーカップルはまじで小学校受験に向いてないです。”

中途半端なパワーカップルが住む地域に幼児教室大手がないのは理由があるそうで、彼らは中学受験の客にはなるけど、小学校受験の客にはならない。小学校受験にお客さんとしては世田谷目黒勢が最下位、上流は千代田港文教、とそういう世界なのだそう。

共働き家庭はなぜ小学校受験に向かないのか

“あと、現実論、体操教室、絵画教室など、幼児教室以外にもハシゴが必須で、平日午後に回れる足がないと無理です。中学校受験では課金力でなんとかなりますが、幼稚園小学校受験は、家庭力が1番大事です。具体的には、雨の日に、会社早く行きたいから抱っことかタクシー乗るのではなく、訓練のために重い荷物を持たせ歩かせる、ゆっくりと、その時間を待てるか、共働きは、なんでもかんでも時間に追われ親がやってしまい、子が自分でできない、1週間に二コマ通わせたところで、大事なのは家での生活なのです。

ペーパー試験をイメージされてると思いますが、ペーパー重視校は半分未満で、ペーパーは基準点に到達したらOK、あとは行動観察や面接で勝負は決まり、行動観察や面接で、生活習慣がばれてしまいます。”

ここはめっちゃ説得力を感じました。共働きの朝って本当に慌ただしく、子供が出来るのを待っていたら何も進まないからこっちがやってしまうのですよね。。

お金はやっぱりかかるということを再認識しよう

さらに現実問題お金の面で追い打ちです。

“私達は去年、400万投資して日中は大手受験教室で受験託児(20万/月)、幼児教室は週2〜3回(15万/月)でしたが、一つだけ付属校ではないお受験幼稚園のみ受かる、と厳しい結果で、春からお受験幼稚園にいれて、来年二年保育で雙葉系列受けるためにいまだ30万毎月ランニングコストがかかります。”

結局小学校受験はおすすめできない。でも魅力があるから入れたいと思ってしまうのも事実だが覚悟は決めよう

そこまでしてやる必要があるのか?もはやもいちゃんパパの心は折れています。笑

“ある程度頭が良い血筋ならば、中学受験の準備を長めにゆるくやるのがおすすめです。我々は、もう抜けたくても抜けれない沼で、仕方なしに続けてます。

あと、小学校受験は、やはりご縁の世界なので、全落ちもザラです。

私の去年の間違った発想、共働きでも課金の握力強めて外注すれば受かる、というのは、良くありがちな妄想みたいです。家庭での日々のトレーニング(折り紙、はさみ、塗り絵、指示行動、お手伝い増やす)や家族団欒の時間など家庭での時間をもっと作れば、結果は違ったと思います。 

中学受験の方が、偏差値で客観的なのと、なにをすべきか分かりやすい上、生活習慣の指導不要(書面審査のため)なので、納得感があります。あと、全落は基本ないです(滑り止めなど受けるので)

小学校受験は、採点基準が不明なうえ、向き不向きがあるので、基本、暗闇を二年間走ることになります。 

ただ、一個メリットいうと、私立の学校説明会いくと、やはり設備含め、教育環境はいいなと思います。基本、私立は、学力というより、心の教育の方がメインです。とくに女子はキリスト教の学校がおおいので、その傾向が強いです。

あと、中学受験が加熱しているため、中学受験を有利にするために環境のため小学校受験する人もいます。ここら辺は二年あれば十分間に合います。”

もいちゃん家の結論

ということで、もいちゃん家は撤退することにしました。笑

魅力があるのも事実ですが、犠牲が大きすぎるのも事実。どちらか方働きでお金も余るほどあるというような家庭を相手にするということは理解した方がよさそうです。

結論、共働きにお受験は向かなそうです。ここはのんびり読み書きから初めて中学受験に備えましょう。。笑

ではまた!

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