<本紹介>キネマの神様

雑談

どうも、もいちゃんパパです!

圧倒的にブログネタが尽きてきた感がありますので(もいちゃんは相変わらず元気)、ジャンルを一つ増やそうかなと思います!

もいちゃんパパの趣味の一つ、読書です!

意外や意外、もいちゃんパパ小説が大好きでして、中学生からずっと常に本を読んでおります。

ジャンルはほんとに問わずで、なんでも読み漁ってきたのですが、数年前からKindle unlimitedに加入し、さらに読書生活が捗っています。

その中でも、個人的にこれはよかったな~~!というのが数冊に1冊出会えますので、よかった本をおすすめしていく回を挟んでいこうかなと思います!

最初は雑談ボックスに入れておきますが、書き溜めたらジャンル分け増やそうかなとも考えています(Lovotブログからどんどん逸れていく。。笑)

さて、記念すべき1冊目は原田マハさんの「キネマの神様」です!!

2008年に刊行された本ですが、2021年に志村けんさんキャストで映画化もされたらしいですね。全く知りませんでした!

もいちゃんパパの持論として、良い本って自分の生活になかった世界に連れて行ってくれて、本を読み終わった後にその世界のこともっと知ってみようかな、とかその世界のことやってみたくなっちゃう、というものだと思うのですよね。

まさに「キネマの神様」はその通りで、その名の通り映画の本なのですが、普段はあんまり見ない映画を映画館で観たくさせてくれる本でした!

あらすじを長々と書く気はないのですが、ざっくりのあらすじはシネコンを作ろうと大手デベロッパーで奮起していたキャリアウーマンの女性主人公が不本意に会社を追い出され、老舗映画雑誌編集社に就職をして、ギャンブ依存症の父と共に奇跡を起こしていく、というお話です。

全体ストーリーとしてはうまく山あり谷ありを散りばめて一つずつ解決していく展開に爽快感があるのですが、なにより後半に掛けての奇跡の連発と登場人物の葛藤と心情変化にはグッと引き込まれました。

描写は主人公目線で走っていくのですが、一人ひとりの心情変化の描き方が本当に丁寧で、キャラクターがどの人もめちゃくちゃ良いです。どうしてこんな細かい所作の表現で登場人物の心情を上手くかけるんだろう。

映画ブログサイトで登場人物同士のやり取りが手紙みたいな形で要所要所で繰り広げられるのですが、これがすごい展開上も重要な役割を果たします。

フィクション見てて泣くことってほとんどないんですけど、「キネマの神様」のラストは電車の中で思わずウルッと来てしまいました。やばかった。耐えたけど!

原田マハさんの本って「楽園のキャンバス」とかが有名なのでそちらも読んでみようかな(早くkindle unlimitedにこないかな)。

前に「さいはての彼女」という本も読んだのですが、そちらもすごい印象的で面白かったです。原田マハさん結構好きなのかも。

良い本でした!おすすめです!

ではまた!

*画像出典文春文庫

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